起業する前の準備は、事業計画を作成し、資金を調達し、オフィス環境を整え、
従業員を雇い、挨拶周りをしたりなどなどすることはたくさんありますが、
そのうちの一つとして、是非やっておいた方が良いことが、
「起業仲間を作る」ということです。
経営者というものは、元来、孤独なものです。
創業間もない起業の場合、会社全体が一丸となって目標に進んでいくため、
一体感があることが多く、社長と従業員の距離も近い場合が多いと思います。
それでも、経営者という立場から、資金繰り、一緒に働く経営幹部、
従業員のことなど、従業員には話せないこと、また、
話してはいけないことが出てきます。
そういったときに、一番頼りになるのは、当然、近くで働くナンバー2や、
経営幹部といった人なのですが、
こういう人たちは、同じ会社組織、境遇に属している為、
どうしても考える視点が似がちです。
また、経営者にとっては、そういった近しい人だからこそ話せないこと
が出てくるのが現実です。
そのような時に気軽るに相談できるような、「起業仲間」というものを
是非、作っておいて欲しいものです。
他の会社を経営している立場から、違った見方のアイデアをくれたり、
自分の会社とは関係ないため気軽るに相談ができるといった利点もあります。
何より、同じ志を持ったもの同士、刺激を与えあうことができるでしょう。
創業してしまうと
経営者は忙しくて「起業仲間」などを探している暇はないので、
そんな暇はないので、起業前の比較的時間を避ける時期に、
準備してやっておくと良いでしょう。