事業計画書の中の実際に事業を行う際のスケジュールも、大変に重要な項目です。
社内の人達はこのスケジュールを元に仕事を行いますので、
実現可能な計画でないと、事業に参加をしてくれません。
実際に作業をする人の能力や事情なども、考慮に入れる必要があります。
社外の人達は事業計画書のスケジュールを見て、計画を立てた人が
事業にどの位詳しいのかを判断します。
実現性が乏しかったり、時間が掛かり過ぎるようなスケジュールでは、
事業に協力してもらうことは出来ません。
事業を開始してからも、事前に立てたスケジュール通りに仕事が行われているかによって
事業の成否が判断されますので、実際の作業が遅れていると事業への協力を打ち切られる可能性も出て来ます。
何らかの事情により、スケジュール通りに行かないことが多いので、
余裕のあるスケジュールをつくる必要があります。
事業を開始してからは、常にスケジュールと実際の作業を比較して、
遅れそうな作業については早目に対策を立てなくてはなりません。
事前に立てた計画よりも、上手く行く方法が見付かった場合は、
柔軟に取り入れるようにします。
その場合も、費用や日程などとの関係を考えて、顧客や社外の協力者の
同意が得られるのかを検討する必要があります。